2009/07/20

CADENCE社の DA SHOW の話題

ケイデンス社の DA SHOW が 7月16日-17日に行われた。 

直前にチェックしていたが社内の予定がつまっていて全く行くことができなかった。
それにしても毎年、2日間のプライベート・イベントを継続開催しているというのは
すごいことだ。

考えてみると、今年は米国のDAC (DAC 2009, 46th Design Automation Conference,
7月27日-31日開催)よりも早く開催されたわけだ。

行けなかったので記事をチェック・・・・ やはり TechONの小島郁太郎さんだ。

米Cadence,TLM設計・検証EDAの四つの強化策を発表
2009/07/17 21:26

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090717/173205/?ref=rss



C言語からのLSI設計において、Cadence は SystemC が基本だと理解すれば良いか。
もともと検証系から環境を構築していって、昨年 C-to-Silicon で SystemC入力の
合成系に参入、今年 TLM2.0 の標準化に伴って、かなり本腰になってきたということかな。
そのうえで、今回の強化策で C, C++ 入力にラッパーをかぶせて C-to-Silicon で合成
するという拡張ユーティリティが発表された。


なるほど・・・ 

検証系の大手として、CoWare, Mentor Graphics, Cadence といったところか。
あとは NOVA とか?

合成系の大手は、Forte (SystemC), Mentor Graphics (ANSI-C), Cadence (SystemC),
国産では NECシステムテクノロジー か。

現状、なんとなく直感では、 検証 CoWare + 合成 Forte という組み合わせの
シェアが高いのか。
Mentor Graphics は 検証と合成の言語のポジショニングが不思議に思えたのだが・・・ 
ANSI-C を出発点にして、合成系の Catapult C Synthesis で実装用のVerilog/VHDL
のRTLと、検証用のSystem-C TLMを生成すると理解した。
あと付けの理屈のような感じもしないことはないが、発想・着眼点の違いと言えなくもない。
さて、今後どのようになっていくだろうか。
そう言えば、今年の1月にメンター社はアジリティ社から 旧セロックシカ社の技術を買収
したが、その技術融合がどうなっているのかも多少は興味がある。

Cadence はもともと合成系は弱かった。 Ambit Design Systems を買収して BuidGates
を手に入れたのが1998年、2003年には Get2Chip社も買収。 買収の前から論理合成
ツールはあったと思うけど、あまりにも Synopsys の Design Compiler が強すぎて
牙城をくずすことは出来なかった。 活路は上位合成、動作合成しかないのは明らかだが、
それも出遅れたのではないか? Forte社は 20年前の Synopsys社 に通ずる感じがある。

ある業界のトップ数社に聞いたところでは、どの会社も Forte の Cynthesizer を使って
いるようで、今後は SoC開発に代わり FPGAをより積極的に使いたいと考えてはいるが、
その場合にその合成ツール用のテクノロジー・ライブラリーが無いことが課題だそうだ。

一方で既存ユーザは口を揃えて、
「EDAツール・ベンダーへのリクエスト=ツール費用を低くしてください」
個人的には、ツール・ベンダー側の気持ちは理解できなくはないが、
費用の低減化は、技術・製品の普及とマーケット・シェアの両面からみて、
ブレーク・スルーの重要なファクターのひとつであることも事実だ。


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